知識と言葉のコンピューティング研究室
知識と言葉のコンピューティング研究室(Knowledge and Language Computing Lab.; KaLC Lab)は、 2025年4月から筑波大学図書館情報メディア系に設置された新しい研究室です。

- 2025-09-19: 第20回言語処理若手シンポジウム(YANS2025)にて矢田竣太郎 (PI) が「闘病記ブログの感情要因イベントをLLMで抽出する試み」を発表しました。
- 2025-07-26: 矢田竣太郎 (PI) がJST創発的研究支援事業に採択されました。本研究室では後日、スタッフの募集を開始します。詳細は本サイトで追って公開します。
- 2025-07-23: 新しく修士学生2名が研究室に参加しました。
- 2025-06-09: 研究室Webサイトを立ち上げました。
- 2025-04-01: 本研究室が始動しました。
目標
人間が持つ知識と言語の計算論的モデリング
知識と言葉のコンピューティング研究室(KaLC Lab)は、人間が持つ知識と言語の計算モデルを開発し、それらを様々な実世界の課題に応用することを目指しています。
対象:ドメイン知識
人類の知は、医学、法律、芸術といった様々な領域に及びます。こうした専門知をグラフに限らない形式でモデル化することを目指します。
方法:言語処理(NLP)
最先端の言語処理技術を駆使し、人類の知を符号化する言語データを幅広く処理します。
データ:マルチモーダルテキスト
言語データはテキスト・音声・画像など様々な形式で見られ、その分析の単位は単語・文・文書など様々ですが、それら全てを扱います。
成果:実社会への応用
私たちの研究を実社会の課題に応用し、社会に貢献する人間中心のアプリケーションを開発します。
研究
研究プロジェクト
知識と言語のコンピューティングに関連する様々な研究プロジェクトに取り組んでいます。
患者の語りから感情の原因を抽出します。
学術分野における専門用語の成長を分析するモデルを開発します。
PIメッセージ
代表からのメッセージ
矢田 竣太郎 | YADA Shuntaro
KaLC Labの代表(PI)を務める矢田竣太郎です。 本研究室では、実世界の課題解決に興味を持つ学生さんを歓迎します。 この挑戦には常に人間の知識の理解が伴い、そのような専門知識はしばしば言語によって符号化されています。 最新の言語処理技術を駆使し、人間の知識をモデル化し、医学、法律、芸術など、様々な領域に応用することを目指しています。
KaLC Labは、学生さんが自由に研究テーマを探求し、専門スキルを磨くことができる場所です。 他機関の研究グループや企業さまとの共同研究も歓迎しています。
研究室への参加や共同研究にご興味のある方は、メールまたはソーシャルメディア(下記の個人サイトを参照)でお気軽にご連絡ください。 また、7D508 (私の居室) でのコーヒーブレイクも歓迎します。
チーム
研究室メンバー
修士1年 - SNSにおけるうつ病の早期発見
修士1年 - パーソナライズドヘルスケアチャットボット
FAQ
よくある質問
研究室に参加するにはどうすればよいですか?
筑波大学 人間総合科学学術院 情報学学位プログラムに在籍中または入学予定の修士課程・博士課程の学生が研究室に参加できます。希望者はPIに直接お問い合わせください。
研究室は研究生を受け入れていますか?
サポート体制が整っていないため、現時点では研究生を受け入れていません。研究室への参加を希望する場合は、修士課程または博士課程に応募してください。
ポスドクやリサーチアシスタントを募集していますか?
現在のところ募集していませんが、十分な予算が確保でき次第、募集したいと考えています。最新情報についてはウェブサイトをご確認ください。
研究室は共同研究を受け入れていますか?
他機関の研究グループや企業さまとの共同研究を広くお受けしています。詳細についてはPIにお問い合わせください。
研究室で利用できるリソースは何ですか?
ローカルLLMサーバや学生さん1人ごとに1つのデスク(外部ディスプレイ付き)が利用可能です。また、研究テーマに応じて、共同研究者による追加の指導も手配できます。
研究室のコアタイムはありますか?
固定のコアタイムはありません。学生さんは自由に研究室を利用できます。PIとのミーティングは基本的にリクエストベースです。
